キャンプブームが再び訪れてから数年が経過しましたが、昭和や平成のキャンプブームとは違い楽しみ方も多様になっていますよね。
ソロキャンプを楽しむ人も増えましたし、オシャレで特殊なキャンプギアを使ってキャンプ飯を作る人もいたりします。
特に最近目に付くのは、「ロースタイルキャンプ」をしているキャンパーさんです。
これからキャンプを始めようと思っている人やスタンダードなキャンプしかしたことがない人にとっては、ロースタイルキャンプがどういったものでどのような魅力があるのかいまいち把握できないですよね。
そこでこの記事では、そんな「ロースタイルキャンプの魅力と注意点」について解説していきたいと思います。
ロースタイルキャンプの魅力とは?
ロースタイルキャンプは、「一般的なテーブルやチェアよりも低い物を使い、のんびりと過ごすキャンプスタイル」です。
高さとしては、およそ30cm~40㎝程度となります。
いったいなぜここ数年ロースタイルキャンプを楽しむ人が増えているのでしょうか?
その魅力をいくつか挙げていきましょう。
①より自然を身近に感じられる
キャンプ自体が自然を感じられる魅力を持ったレジャーではありますが、ロースタイルキャンプはさらにその魅力が増します。
実際に体験してみると分かりますが、目線が低くなることでより自然を感じられるようになるのです。
②荷物が少なくなる
テーブルやチェア、焚火台などキャンプで使うものがすべて低くなるということは、荷物の量が減ることを意味します。
荷物の運搬はキャンプをする上で「嫌だな」と思うことの上位ですよね。
1つ1つのキャンプ用品が小さいロースタイルキャンプであれば、簡単に車から持ち出せますし、撤収も簡単です。
③子どもや犬と同じ目線でキャンプが楽しめる
ハイスタイルキャンプの場合、一般的な嘱託とほぼ同じサイズのテーブルやチェア(実際には少し低め)なので、子どもにとっては過ごしにくい高さとなります。
また、キャンプに犬を連れて行ったとしても、テーブルの下に犬がいる形となるため、コミュニケーションが取りにくいといったデメリットがあります。
しかし、ロースタイルキャンプであれば子どもや犬と同じ目線でキャンプが楽しめるため、より深くコミュニケーションが取れるわけです。
④焚火をより近くに感じられる
ロースタイルキャンプでは、ハイスタイルキャンプよりも焚火台が近くに感じられるため、暖かく視覚的にも焚火を楽しみやすいといえます。
距離が近いため、薪をくべるのも非常に楽です。
ロースタイルキャンプの注意点
ロースタイルキャンプは前述したように多くの魅力がありますが、いくつか注意しなければならないこともあります。
1つ目は、「腰痛持ちの人は悪化させる可能性がある」ということです。
重心が低いため、一度座るとなかなか立ち上がることができないため、いざ立とうとすると腰が固まってしまう可能性が高いです。
キャンプから帰宅した時に腰痛が悪化していたなんてこともありえます。
2つめは、「調理がしにくいこと」です。
キャンプ飯を作る際、いろいろと動く必要が生じますが、ロースタイルキャンプでは重心が後ろに掛かり気味となるため、前屈みになって調理しなければなりません。
調味料を取ったり食材を用意したりと動き回る調理に関しては向かないスタイルであるといえるでしょう。
まとめ
今回は、「ロースタイルキャンプの魅力と注意点」について解説してきました。
地面に近い位置に座り、自然を感じながら過ごすロースタイルキャンプは、とても魅力的な過ごし方です。
ロースタイルキャンプ専用のキャンプギアも数多く販売しているので、ぜひ一度キャンプショップを訪れてみてはいかがでしょうか?
ネットでも様々なキャンプギアが販売していますよ。
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